キリスト教の暦の中で、特に大きな祝祭とされているのは、次の3つです。
クリスマス(降誕祭)・イースター(復活祭)・ペンテコステ(聖霊降臨祭)
クリスマスは毎年同じ日に祝われますが、イースターとペンテコステは、毎年少しずつ移動します。
今年(2024年)のイースターは3月31日で、その前の受難節は2月14日から3月30日までです。
以下の様な記念の日、週があります。
2月14日(水)~3月30日(土)四旬節(レント・受難節)
2月14日(水)灰の水曜日
イースター前の日曜日を除く四十日(四旬)を、キリストの受難を偲び、悔い改めをもって節制の過ごす期間です。復活祭(イースター)の前日まで続く、イエス様が十字架に至るまでの苦難の道を思い起こす期間です。「四旬」というのは「40」という意味ですから、つまり四旬節は「イエス様の苦しみを思い起こす40日間」だということです。その第1日が「灰の水曜日」です。古い習慣で、信徒は罪を悔いたしるしとして粗布をまとって灰をかぶったとのことでこう呼ばれています。